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72年に発売されて相当なヒット作となったモデルです。
16cmと言うポータブルラジオでは最大級のスピーカーがボディ前面を殆ど占有する、過激なデザイン。
吠えろクーガというキャッチフレーズでデビューしています。
単1電池4本、6Vの強力な電源で2.6Wと言う出力は当時最強で、最大出力音圧レベル100dbを謳っていました。これ以前で大出力を謳っていたのもナショナルの16cmスピーカーのモデルで確か99dbでした。僅か1dbの差は実際に聞いては分からない位ですが、この差を生む為には大変な物量投入が必要だった様です。
中身を見てもキャンタイプのオーディオグレードのパワートランジスタ2個が大きなヒートシンクに取り付けられており、ここまで強力なアンプがついているラジオは小生知る限り殆どありません。額面でこのモデルより大出力なラジオは沢山有りますが、実際に出てくる音でここまで大きな音が破綻なく鳴るラジオは多分現在に至るまで無いでしょう。
トーンコントロールはバス、トレブルに分かれた連続可変式で、ラウドネススイッチ迄付いているので強力な低音が相当にブーストされて出せる仕様になっています。
ナショナルのこれ以前の16cmスピーカーのポータブルラジオは基本的にクラシック用の大人しめの音が主流でした。ところがこのクーガに限っていえばロック、ポップスに向いた音作りになっていて、従来の物とは異なる浅いカーブを持ち、センターにアルミのサブコーンを付けた新型のスピーカーが投入されています。
音は狙い通り吠えろクーガのニックネーム宜しく力強く、大音量の堂々としたものですが、残念乍ら正直小生にはかなり煩く聞こえます。
折角ワールドボーイTX、GXO、2000GXで輪郭のはっきりした明瞭で良く通る音を実現できていたナショナルが音質重視を謳った後続モデルでこの音を出したのはある意味意外です。
尤も音自体はこの少し後に出るクーガ7で正統な良い音に戻っていますが。
大音量で見るからにタフそうな外観の為でしょうか、このモデルは工事現場などで使われていたと思しき個体も多く、酷い汚れのものも散見されます。
この個体はアンテナ受けが無く、アンテナは完品と交換、それ以外は欠けた部分も無く、機能も全て大丈夫です。
綺麗ですが美品とまでは言いません。
トンボ目ACコード、電池付です。
カテゴリーテレビ・オーディオ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオ・コンポ > ラジオ・ラジカセブランドマツシタデンコウ/ナショナル商品の状態目立った傷や汚れなし発送元の地域千葉県






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