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ヒマラヤ水晶は私の解釈では、ヒマラヤ山脈の東の果てナムチェバルアから、西の果てナンガパルパッドまでの産地の水晶と考えています。
ブランドとして、かなり広い範囲の水晶がヒマラヤ水晶とされています。パキスタンスカルドゥ産は同じ造山運動のカラコルム山脈に含まれますが、まだヒマラヤ水晶とされるのは許せますが、チベットや四川省、雲南省の水晶までヒマラヤ水晶とされるのはいかがなものかと思います。
インド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかり、地殻が隆起し、その過程で地質に様々な変化が起こり鉱物が生成されたと思います。先に述べたヒマラヤ山脈での水晶は大まかに同様な生成過程を経たと思います。
ヒマラヤ水晶でのアメジストが少ないのは、以前述べましたが、エレスチャルクォーツも多くは見られません。
エレスチャルクォーツは水晶の成長速度の影響による形状の一つと思います。水晶の結晶は植物の成長点と似た物で、結晶のエッジ(角)から成長が始まります。成長のスピードがゆっくりしていれば、エッジから水晶の結晶が面全体を覆い、内包物の無い結晶が生成されます。スピードが早いと、結晶面を覆い尽くす前にエッジからの成長が進み、面の中央部分が取り残され、そこに空域が生じます。その空域に液体や気体が取り残され、エレスチャル特有の骸晶が出来上がります。
この様なエレスチャルの成長過程は、ヒマラヤ水晶には少なかったと思います。そのためヒマラヤ水晶のエレスチャルが少なく希少な物と思います。
このエレスチャルはトップ付近にエレスチャルの骸晶がクリアに見られ、希少なヒマラヤエレスチャルです。
72.5×20.8×18.6mm 24.33g
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