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NONAME
ROOM 25
アルバム (2018)
ブルー・カラーヴァイナル
「ROOM 25」について:
『ルーム・25』は、『テレフォン』よりも緻密でダーク、そして深みを増した今作は、様々な意味でノーネームの唯一無二の個性を浮き彫りにしている。一聴しただけでは、その圧倒的なフロウとライムを把握しきることはできないだろう。「ラップのリズムは必ずしもドラムのビートと一致しないの」彼女はそう話す。「ラッパーの大半はドラムのビートに合わせてラップするけど、私はメロディに寄せてライムを書いたりするから」
『ルーム・25』を聴けば、彼女が盟友チャンス・ザ・ラッパーのようなスターダムを目指していないことは明らかだ。サウンドこそ『テレフォン』を踏襲しているものの、今作は前作よりもはるかにパーソナルだ。『テレフォン』がシカゴに生きるすべての女性(自身は超人的なラップのスキルを備えてはいるが)の物語であったのに対し、『ルーム・25』から聞こえてくるのは他の誰でもない、ノーネーム自身の声だ。
『ルーム・25』の物語は、『テレフォン』の発表から2年間続いたホテル暮らしの日々に基づいている(タイトルはそのライフスタイルを示唆していると同時に、当時の彼女の年齢を指している)。「ジェットコースターのような日々だったわ」彼女はそう話す。「昔の自分じゃどう頑張っても貯められないような、何千ドルっていう額のお金をもらうようになった。当座預金口座も開いたわ。あと、あの年に生まれて初めてセックスしたの」
現在最も注目すべきラッパーのひとり、ノーネームが自身と向き合って生み出した『ルーム・25』は、疑いなく彼女の最高傑作であり、『テレフォン』で身につけた自信をより確固たるものにしてみせた。その過程では不安を感じることもあった。「『テレフォン』はまぐれ当たりだったんじゃないかって思うこともあったわ」彼女はそう話す。「やっぱり一発屋だったって、そんな風に言われるのが怖かった」
彼女の才能に懐疑的な人々も、今作を再生した瞬間に口をつぐむことだろう。その圧倒的な才能を見せつけるかのように、冒頭曲「セルフ」で彼女はこう繰り返す。「ビッチにラップなんてできやしないと思ってた?」
rollingstonesjapan.com
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